この度、富士フィルム社製の最新の次世代内視鏡システムである、LED光源搭載の内視鏡システム【ELUXEO 7000 SYSTEM】を導入いたしました。こちらは奈良県初のシステムとなります。

今まではレーザー光源搭載の内視鏡システム【LASEREO 7000 SYSTEM】のみの運用でしたが、レーザーとLEDの光源を使い分けることによって、多彩な観察モードを提供し、炎症の診断や微小な病変の発見をより支援することが可能となりました。

 

当院の内視鏡システムの特徴

・Multi-LightTechnology

レーザーやLED等の複数の光源を高精度に制御するとともに、画像処理を組み合わせることで、目的に応じた観察画像を作り出す技術

 

・BLI(Blue Light Imaging)(Blue LASER Imaging)観察

短波長狭帯域光の照射により得られる高コントラストな信号に対して画像処理を行い、血管や表面構造など観察に適した画像を表示します。

 

・LCI(Linked Color Imaging)観察

短波長狭帯域光と白色光の成分をバランスよく照射。

そのあとソフトウェアにより、赤みを帯びた色はより赤く、白っぽい色はより白くなるように色の拡張・縮小を行い、粘膜の微妙な色の違いを強調します。

※富士フィルムメディカル(株) ホームページ参照